2013年8月24日土曜日

劒岳 点の記

劒岳 点の記
劒岳 点の記』(つるぎだけ てんのき)は、新田次郎小説、およびこれを原作とした日本映画である。

https://www.youtube.com/watch?v=cCcktTfIY68

地図をつくるために測量をする、それも険しい劒岳を登頂するという、真面目で地味な映画でした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%92%E5%B2%B3_%E7%82%B9%E3%81%AE%E8%A8%98

測量隊

柴崎芳太郎(しばざき よしたろう) - 浅野忠信
参謀本部陸地測量部測量手。山形県大石田町出身。測量士として厳しい教育を受け、剱岳測量を命じられる。
宇治長次郎(うじ ちょうじろう) - 香川照之
近代登山の黎明期に活躍した山案内人。現在も「長次郎谷」として剱岳にその名を残す。小さい時から山仕事に励み、山に通じている。
生田信(いくた のぶ) - 松田龍平
測夫。静岡県千頭(現在の榛原郡川根本町)出身。最初は若気の至りで剱岳の初登頂を日本山岳会に奪われまいと柴崎や長次郎をせかしていたが、様々な苦難に出合う中で自然の厳しさや仲間の大切さ・謙虚さの必要性を学んでいく。
木山竹吉(きやま たけきち) - モロ師岡
測夫。鳥取県東伯郡市勢村浦安出身。経験豊かなベテランの測夫で、測量隊の精神的な支えとなる。
宮本金作(みやもと きんさく) - 螢雪次朗
人夫。山登りの名人。現在も薬師岳東面の金作谷カールにその名が残る。
岩本鶴次郎(いわもと つるじろう) - 仁科貴
人夫。剱沢一帯の地理に詳しく、長次郎の懇願で測量隊に加わる。
山口久右衛門(やまぐち きゅううえもん) - 蟹江一平
人夫。最初は剱岳登頂に乗り気ではないが、測量隊と苦難を共にするうちに誰も欠けてはならないという意識を持つようになる。

日本山岳会

小島烏水(こじま うすい) - 仲村トオル
日本山岳会を率いてヨーロッパ製の登山装備と合理的な姿勢で剱岳登頂を目指す。当初は柴崎たちに対して挑発的な態度を取っていたが、純粋に任務を全うしようとする測量隊の姿に触れ、最後は測量隊の功績を誰よりも理解し、最大級の敬意と賛辞を表する。
岡野金次郎(おかの きんじろう) - 小市慢太郎
林雄一(はやし ゆういち) - 安藤彰則
吉田清三郎(よしだ せいざぶろう) - 橋本一郎
木内光明(きうち みつあき) - 本田大輔

陸地測量部

大久保徳明(おおくぼ のりあき) - 笹野高史
陸地測量部長(陸軍少将)。陸軍の威信にかけて測量部による剱岳初登頂という至上命令を下す。
矢口誠一郎(やぐち せいいちろう) - 國村隼
三角科長(中佐)。剱岳登頂を陸軍の体面という尺度でしか捉えない。
玉井要人(たまい かねと) - 小澤征悦
三角科班長(工兵大尉)。柴崎直属の上官。上層部の非情な態度から柴崎の立場を守ろうとする。
水本輝(みずもと あきら) - 田中要次
古参の測量手。経験豊富で上官からの信頼も厚い。剱岳登頂に柴崎を推薦した。

その他

柴崎葉津よ(しばざき はつよ) - 宮崎あおい
柴崎の妻。測量という過酷な任務に向かう夫を尊敬し、穏やかに見守る。
宇治佐和(うじ さわ) - 鈴木砂羽
長次郎の妻。葉津よとの手紙のやり取りで、夫を山へ送り出す妻としての気持ちを通わす。
宇治幸助(うじ こうすけ) - タモト清嵐
長次郎の息子。立山信仰の中心地・芦峅寺の宿坊で立山巡拝の手伝いをしており、測量隊を剱岳へ案内しようとする父親に反発する。
岡田佐吉(おかだ さきち) - 石橋蓮司
立山温泉の宿の主人。
牛山明(うしやま あきら) - 新井浩文
富山日報記者。
佐伯永丸(さえき ながまる) - 井川比佐志
立山山麓に位置する集落・芦峅寺の総代。曼荼羅図を使って巡礼者に立山修験道を説く。
行者 - 夏八木勲
過酷な修行を続け山と共に生きており、地元の人々の尊敬を集める。剱岳山頂への登り口を探す柴崎たちに「雪を背負って登り、雪を背負って降りよ」と謎めいた言葉を与え、柴崎ら測量隊の剱岳登頂を心待ちにしながらこの世を去る。
古田盛作(ふるた せいさく) - 役所広司
元陸地測量部測量手。柴崎の先輩で、かつて剱岳の登頂を試みたが断念した経験を持つ。柴崎に助言し、山案内に長次郎を推薦する。

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