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ショコラ (映画)
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ショコラ | |
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Chocolat | |
監督 | ラッセ・ハルストレム |
脚本 | ロバート・ネルソン・ジェイコブス |
原作 | ジョアンヌ・ハリス |
製作 | デヴィッド・ブラウン キット・ゴールデン レスリー・ホレラン |
製作総指揮 | アラン・C・ブロンクィスト メリル・ポスター ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン |
出演者 | ジュリエット・ビノシュ ジョニー・デップ |
音楽 | レイチェル・ポートマン |
撮影 | ロジャー・プラット |
編集 | アンドルー・モンドシェイン |
配給 | ミラマックス アスミック・エース/松竹 |
公開 | 2000年12月15日 2001年5月28日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 フランス語 |
製作費 | $25,000,000[1] |
興行収入 | $152,699,946[1] |
宗教と人間関係の複雑な絡み合い、そして大人の事情に飲み込まれている子どもたち、また、愛する人を遠く思い続ける大人たちの感情が秘められた映画である。
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ストーリー[編集]
ある日、フランスのある村に一組の親子が北風とともにやってきた。その親子ヴィアンヌとアヌークは、そのルーツである南米から受け継がれるチョコレートの効能を広めるため世界中を旅していて、この村でも老女アルマンドから借りた物件でチョコレート店の開店する。周囲の好奇の目が向けられる中店を開いたヴィアンヌは、一人一人の希望にぴったりと合うチョコレートを差し出し、その不思議なチョコレートの作用から村人達を惹きつけていく。とりわけ、夫の暴力に悩むジョセフィーヌや、その奔放な性格のせいで厳格な娘から絶縁されているアルマンドにとっては、ヴィアンヌの明るく朗らかな人柄やチョコレートの美味しさと不思議な効果は、ひとときの安らぎとなるのであった。
しかし今は断食の期間。ミサにも参加しようとせず、私生児であるアヌークを連れたヴィアンヌの存在は、敬虔な信仰の体現者で村人にもそれを望む村長のレノ伯爵の反感を買ってしまう。この村は伝統と規律を守る厳格な村なのだ。レノは村人たちに、ヴィアンヌのチョコレート店を悪魔的で堕落したものだと説いて出入りを禁じ、またジョセフィーヌの夫のセルジュを信仰の力で更生させようと躍起になる。
そんなある日、村にジプシーの一団が流れ着く。レノによって村人たちから「流れ者」としてボイコットされる彼らと境遇を同じくするヴィアンヌは、そのリーダーである青年ルーと思いを交わす。そんな様子を知ったレノは、ますますヴィアンヌに対する風当たりを強めていく。
追い込まれたヴィアンヌはアルマンドに悩みを告白。自分の誕生パーティーを一緒に開こうというアルマンドの提案を受け、ヴィアンヌは多くの村人やジプシー達に声をかける。パーティーの席上でチョコレート料理を振る舞い、さらにはジプシーたちの船上で続きを行うことで村人たちとジプシーたちをある程度繋げさせることに成功し、明るさを取り戻すヴィアンヌであったが、その様子を見ていた村長とセルジュは彼女達に対する反感をより一層募らせていく。
キャスト[編集]
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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ヴィアンヌ | ジュリエット・ビノシュ | 山像かおり |
アヌーク | ヴィクトワール・ティヴィソル | 本名陽子 |
ルー | ジョニー・デップ | 平田広明 |
レノ伯爵 | アルフレッド・モリーナ | 稲垣隆史 |
アルマンド | ジュディ・デンチ | 麻生美代子 |
カロリーヌ | キャリー=アン・モス | 土井美加 |
ジョゼフィーヌ | レナ・オリン | 野沢由香里 |
セルジュ | ピーター・ストーメア | 宗矢樹頼 |
アンリ神父 | ヒュー・オコナー | |
オデル | レスリー・キャロン | 定岡小百合 |
ギョーム | ジョン・ウッド | |
リュック | オーレリアン・ベアレント・ケーニング | 大谷育江 |
脚注[編集]
- ^ a b “Chocolat (2000)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月5日閲覧。
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